働き方改革 65歳以上でも活用してもらえるような自分づくり
2017.09.15三重県が試験的に実施した、高齢者に施設で働いてもらう「介護助手」の採用支援。
とある施設では想定以上の41名が応募し、7名が採用された、というもの。
現役の介護資格者が介護に直接あたる時間が増えた半面、長時間残業が減り、その残業手当が減る人件費で採用増のコストをほぼ充当できている、という好事例があります。
ここで気になったのは、34名は不採用になっている点。勤務時間や仕事内容が合わない、といった理由等、様々なことが考えられますが、ひょっとすると、人不足の状況ではあるものの面接担当者につぎのような点を見抜かれた方もいたのかも。
ご参考までに、愛知県経営者協会がまとめた「職場に溶け込めない5つのタイプ」というものがあります。
1.過去の仕事のやり方に固執する「勘違い型」
2.当事者意識に欠け、周囲への文句が多い「評論家型」
3.仕事は会社が準備すべきだという「会社依存型」
4.新しい業務知識を学ぼうとしない「現状固執型」
5.再雇用後の賃金に見合う仕事はこの程度と周囲に公言する「割り切り型」
上記については何も65歳以上の方だけに限らない話だと思います。
今後、人材不足で超売り手市場は続くと思われますが、その中でも自分が働きたい職場で働くためには上記の点を踏まえて自分自身を振り返り、改善すべき点は早い段階で改善しておきたいところです。