働き方改革 不正取引もAIで監視
2017.09.13証券会社で、相場操縦など不正な取引を監視するAI(人工知能)の導入に向け、実証実験をスタートするようです。
これまでは不正が疑われる取引を人の力で見つけていた分野にAIです。
過去に不正取引とみなされた事例をAIに学習させ、注文情報や株価の値動き、売買代金などのデータをもとに不審な取引を抽出する仕組みとのこと。
ここでもやはり「過去の事例、データ」を基本にしています。
あまり好ましくない話かもしれませんが、「過去に前例のない」というレベルの行動をしない限り、人間よりも精度が高いAIで全てお見通し、という世の中になります。
人がこれまでやってきたレベル以上での性能が24時間、継続的に提供される時代へ。
そのような仕組みをうまく活用できる働き方を習得し、自分の時間を増やしていく。
これがまさしくAI時代の働き方かと思われます。